ポルトガル語
Olá!
(左上)ブラジル生まれのパン、ポン・デ・ケージョ(右上)日本人キリシタンも建設に携わった聖パウロ天主堂跡はマカオのランドマーク
(左下)リオデジャネイロの景観(右下)リスボン名物トラムが行く
はじめに・履修者へのメッセージ
Message
重要な割にあまり日本では学習されていない言語、その代表格がポルトガル語でしょう。ポルトガル語は、母語とする話者人口数が約2億、世界第6位とされる言語で、ポルトガル、ブラジル、アンゴラ、モザンビーク、東ティモールなど9か国、およびマカオの公用語となっています。これだけ世界各地で広く使われている大言語であることは、案外忘れられているのではないでしょうか。
日本との縁が深いという点でも、ポルトガル語は重要です。ご存知のように、ポルトガル人は日本と接触した最初のヨーロッパ人であり、鉄砲やキリスト教といった西洋の文物をいち早く日本に伝えました。コンペイトウ、タバコ、シャボン、カルタ、ボタンなど、日本語として定着したポルトガル語の単語も少なくありません。他方、ブラジルには150万人もの日系人が住んでおり、世界最大の日系移民社会を作っています。日本の歴史や文化を学ぶ上でも、ポルトガル語は非常に重要な言語なのです。
GDP世界6位の経済新興国としてブラジルが台頭したことは、ポルトガル語をますます重要な言語としています。2014年のサッカー・ワールドカップに続き、2016年にはオリンピック、パラリンピックがブラジルで開かれました。ポルトガル語を学んで躍進著しいブラジルをぜひ訪れてみましょう。
慶應義塾法学部はブラジルのサンパウロ大学法学部と学術交流協定を結んでおり、両学部間での研究者の往来も頻繁です。義塾との縁も深く、重要性を増しているポルトガル語を学んでみませんか。
コース紹介
Courses
週1回の授業で、ポルトガルのポルトガル語、ブラジルのポルトガル語のいずれも学べます。必修の外国語科目ではありませんが、少しでもポルトガル語に関心があるのであれば、積極的に挑戦してください。
ポルトガル語独自サイトのご紹介
ポルトガル語について、法学部のポルトガル語教育についてより詳しく知りたい場合は、ポルトガル語が思わず好きになってしまうホームページ
「慶應義塾大学法学部ポルトガル語の部屋」を参照。ポルトガル、ブラジルはもちろん、マカオや東ティモール、モザンビークやアンゴラについての情報も積極的に発信していく予定です。
各言語と授業を知ろう
Features of each language and the language classes