外国語カリキュラムの特徴

Features of the curriculum

外国語の選び方

How to choose languages to study

2024年4⽉⼊学⽣より、法学部⽣は全員、必修外国語科目として英語を履修することに制度変更されました。英語を必ず履修し、もう1つの必修外国語科目としてドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、朝鮮語、アラビア語の7語種から1語種を選んでください。
留学⽣⼊試による⼊学者も、2024 年 4 ⽉⼊学⽣より、英語を必ず履修します。もう 1 つの必修外国語科⽬は、従来通り⽇本語です。
必修外国語科⽬の2語種以外にも、選択外国語科目や自由科目として、さらに別の語種の外国語を追加して学ぶことも可能です。意欲があれば、ぜひチャレンジしてください。

レギュラーコースで学ぶ

法学部に設置されている必修外国語科目8言語はすべてレギュラーコースとインテンシブコースが設置してあります。レギュラーコースは週2回のスタンダードなコースで、2年間の必修科目です。英語以外の言語についてはほとんどのみなさんは初めて学習する言葉になると思いますので、基礎から学習していきます。

インテンシブコースで学ぶ

インテンシブコースは週4回授業です。このコースはより集中して勉強したい人を対象にしており、レギュラーコースにするか、インテンシブコースにするかは、みなさんが自由に決定することができます。ただし英語のインテンシブコースは希望者が多いため、選抜試験を行っています。
フランス語のインテンシブコースは既習者にも対応します。さらに、三田キャンパスに進級してからも、ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語・ロシア語・朝鮮語については、インテンシブコースを継続して受講することができます。アラビア語インテンシブコースについては、2027年度より三田での授業も始まります。

履修する2語種ともインテンシブコースにすることはできません。他語種のインテンシブコースの履修が決定した場合、英語のインテンシブコースを履修することはできません。インテンシブコースにすることができるのは1語種のみです。
インテンシブコースは最低3年(英語は2年間)で修了するカリキュラムで、修了した学生には修了証を授与しています。4年間通して学べば、みなさんの努力次第で立派に使えるようになります。

選ぶ自由、選んだ責任

Taking responsibility for what you chose

法学部では、外国語の履修は必修で、学則には卒業までに2言語16単位を取得するものと記されています。レギュラーコースを履修すれば、この条件を満たすことができます。それに対しインテンシブコースは、レギュラーコースよりも多い授業回数で集中的に外国語を学習できるように組まれたカリキュラムです。このコースを選ぶのは、学生諸君自らの意志、例えば留学や大学院進学を目指して、ということになります。
そのため選択にあたっては、それなりの覚悟や責任が求められます。週4回の授業の予習・復習は相当なハードワークであることをよく承知したうえで、強い意志とモチベーションをもって選んでください。
インテンシブコースの継続には意志と努力が不可欠ですが、初志を貫徹した先輩たちは、培った外国語の能力を駆使して学問、ビジネスを問わず各界で活躍しています。どうかみなさんもそれに続いてください。

新しい外国語、より高いレベルにチャレンジ

新しいことにチャレンジ

英語以外の外国語の既習者については、原則として、学んだことがない外国語を必修外国語科目として選んでください。ただし、中学や高校などで学んだ外国語をあらためて初級から学び直したいという学生には、既習者だからといって油断、慢心することなく学習に取り組むことを条件に、学んだことのある外国語を必修外国語科目として履修することを認めます。フランス語には既修者用のインテンシブコースがあります。
英語については、超上級クラスまであるので、ひとつでも上のクラスにチャレンジしましょう。

各言語と授業を知ろう

Features of each language and the language classes