中国語

你好

はじめに・履修者へのメッセージ

Message

中国への関心と中国語の履修

中国は依然、多くの人の関心を集めています。飛躍的な経済成長とか、中国共産党による一党独裁体制とか、中台関係の緊張緩和とか、そうした堅苦しいことを考えなくても、中国はなんとなく気になる国ではないでしょうか。万里の長城を歩いてみたい、中華料理が大好きだ、中国に少数民族がいるとは知らなかった・・・、誰だってこれまで少しはそんなことから中国に興味を抱いたはずです。
もちろん、中国文学は多くの人を惹きつけていますし、中国の歴史は世界史の視点からも日本史の視点からも研究テーマの宝庫です。あるいはこれからの国際政治の中で、わが国の外交政策や安全保障はどうあるべきかを考える際に、隣国である中国の政治外交を考慮しないわけにはいきません。中国の経済が今後の世界経済にどのような影響を与えるのかも大問題です。中国について知りたい、中国へ行ってみたいといった気持ちが少しでもあるならば、中国語を学習することが不可欠であると言えます。もちろんその逆、つまり中国語を学習することによって、中国という国や中華という世界に一層興味がかきたてられることもあるのです。

法学部における中国語について

毎年中国語という扉を開けて中華世界に旅立とうという学生は非常にたくさんいます。幸いわが法学部は、歴史的にも、研究教育スタッフにおいても、そして所蔵する資料においても、日本における現代中国研究の中心として有名です。そればかりでなく、世界的にみても、中国研究の一つの中心的存在であり続けているのです。

法学部に進学する諸君は、その中国に対する知的好奇心を満たし、育み、発展させるのに非常に恵まれた環境が目前に広がっているのです。慶應義塾大学法学部に進学するのに中国語を勉強しない、中国と関わらない、そんなもったいない話はそうそうありません。

コース紹介

Courses

2つの中国語コース―レギュラーコースとインテンシブコース
もちろん中華世界への旅立ちは、中国語という扉をくぐらなければならないわけではありません。しかし中国語が最も興味深く、楽しく、効率的に諸君を中国へ近づけてくれることは間違いありません。
もし諸君が中国語の履修を選ぶとするならば,制度的には二つの選択肢があります。それがレギュラーコースとインテンシブコースです。
レギュラーコースでは週2回の授業を2年間学びます。インテンシブコースでは週4回の授業を2年間と週3回の授業を1年間学びます。
あきらかにインテンシブコースは授業時間数が多いため、実際により高度な中国語能力を習得することになります。
このコースを修了すると、その努力を称えてインテンシブコース修了証が与えられます。

レギュラーコース

レギュラーコースのレベルが低いわけではなく、それは単に相対的な比較にすぎません。インテンシブコースを履修する学生の中には、高度な中国語能力資格試験に合格したり、中国へ長期留学したり、そして卒業後中国語を用いる職業に就いたりする諸君が多々います。しかし他方レギュラーコースの履修者にも同様の学生がいますし、中国研究者への道を進む者さえいます。要するに結果は諸君次第なのです。授業時間数は相対的に異なっているだけであり、諸君がどれだけのことにどれだけの時間を割くか、その選択肢が用意されているのだと考えてください。つまりそのどちらを選択するかは、諸君が授業によってどれだけその中国に対する関心を満たしたいか、諸君が中国語以外のことにどれだけの興味を持ち、それに時間を費やしたいかを一つの判断基準にするといいでしょう。

インテンシブコース(既習・初習)

しかし繰り返しになりますが、インテンシブコースは決して諸君の学生生活を中国一色にしてしまうものではありませんし、他方レギュラーコースは諸君の知的好奇心を不発のままに終わらせてしまうものでもありません。ただ、中国にとりわけ強い関心を持っていたり、将来中国に関わるような仕事や生活をしてみたいと考えたりしているならば、迷うことなくインテンシブコースを選択するべきでしょう。
ところで、法学部には、高等学校などで外国語として中国語を学んだことのある諸君を対象とした、既習者向けの授業もレギュラーコースの中に設置されています。高等学校などで学んだ内容を踏まえて、さらに高度な中国語を学びたい諸君の受講を歓迎いたします。
なお、法学部における中国語の授業は、外国語として中国語を学ぶ諸君を対象としたものです。したがって、中国語圏からの帰国子女やネイティヴスピーカーに準ずる中国語能力を有している諸君は、大学入学の機会に、是非、中国語以外の未知の言語にチャレンジされることをおすすめいたします。

中国語の特徴

Feature of Chinese

中国語を学習することによって中国や中華世界に触れることは、諸君の知的好奇心を満たすことにもなりますし、諸君を人間的に大きく成長させることは間違いありません。
中国について学ぶことで、諸君はものごとを客観的に評価し、そこから思考を発展させ、論理的に新たな視点を組み立てる能力を身につけられるでしょう。
あるいは中国を学ぶことが、諸君の大学卒業後の社会生活に大きな影響を及ぼす可能性もあります。
今日のさまざまな仕事では、中国と関わることがますます多くなっています。

中国語を履修する覚悟

決して間違えてはいけないことは、中国語は漢字を使うから学習するのが容易だろうという素人判断です。たしかに日本語の世界から見ると、たとえば中国語も漢字を使っていますから、比較的取り付きやすい語学であると言えるでしょう。しかし高をくくってはいけません。たしかに中国や中華世界は非常に多彩で、面白い世界です。学生時代ばかりでなく将来も、それと関わる価値は十分あると思いますが、単なる思い込み、つまり「楽勝」語学かなということで軽はずみに足を踏み入れない方がいいかもしれません。
油断や思い込みで後悔する学生が毎年必ずいます。どんな言語でも、新しい文化を学ぶわけですから、謙虚に、かつ積極的にトライする必要があります。さあここから諸君が中国語を選択するかどうかは、目前に迫った大学生活における最初の知的作業です。
でも間違いなく言い切れます。中国語はおもしろい!たった一度の学生生活を、これに賭けてみる価値は十分あります。

外国語履修の方法

Way of course

次の7つの外国語の中から2つを選び、必修科目として学びます。
英語、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、朝鮮語

※いずれにも、週2回授業のレギュラーコースと
週4回授業のインテンシブコースがあります。
※2つを超える外国語については、入学後に選択科目として登録します。

各言語と授業を知ろう

Get to know the teaching and each language