朝鮮語

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はじめに・履修者へのメッセージ

Message

日吉キャンパスにおける2年間でどの外国語を履修するかは、多くの学生さんにとって重要な問題です。一つの外国語につき最低週2コマ(1コマは90分間)の履修は、なかなかの負担となりましょう。予習・復習の双方もしくはいずれかを要し、テスト対策にも相当な時間を要することがほとんどです。履修語種は、その後の変更が認められないことから、慎重に決定する必要があります。
興味関心や目標は皆異なるものです。自らの大学生活を実り多きものとするよう、必修科目として当該外国語を学ぶメリット、デメリットをしっかりと把握し、熟考のうえ決定するよう強くお勧めします。以下、あくまでも選択肢の一つとして朝鮮語について簡潔に紹介していきます。

法学部における朝鮮語について

朝鮮語を公用語としているのは、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と韓国(大韓民国)のみです。慶應法学部でも履修者が少ないマイナー語種であり、1学年1,200名程度の法学部生の中で、近年の朝鮮語履修者は30名にも達しません。
朝鮮語は、文法が日本語に似ており学びやすいのは確かですが、単位取得が容易かというと必ずしもそうではありません。学びやすいぶん、授業の進度は速くなってしまうからです。

日本語と文法が似ているということは、語彙が多様に存在し、活用が複雑で、丁寧語・尊敬語・謙譲語といった敬語の使い分けが必須になることをも意味します。
法学部における朝鮮語の授業は、法学もしくは政治学を専攻する学生を対象としていますので、文学作品よりは新聞や論文が読めるよう意識して進めています。いずれも少人数クラスですのでサボりづらく、やる気のない学生はお断りです。

コース紹介

Courses

法学部朝鮮語のカリキュラムは、レギュラーコース、インテンシブコースのいずれも全くの初心者を対象としており、
朝鮮文字(ハングル)の読み方から学習します。
他の語種と同様に、希望者は3、4年次まで継続して学習できるようカリキュラムが組まれています。
既修者への対応
一部の既修者は、4月初めに授業担当者と相談のうえ、2年次向けの授業から受講することが可能なケースもあります。但し、インテンシブコースは未修者を対象にしていますので、既修者はレギュラーコースを選択してください。また、1年間を超す朝鮮語学習歴がある者や日常会話ができる学生を対象にしたクラスはありませんので、その場合には例外なく他の外国語を選択してください。

レギュラーコース

週2コマ(1コマは90分間)の授業があります。
1年次は、<朝鮮語第Ⅰ>と<朝鮮語第Ⅱ>で発音・文法・構文の学習と口語朝鮮語の基礎知識の習得を目指します。原則的に、1名の教員が週2コマの授業を担当します。
2年次は、<朝鮮語第Ⅲ>と<朝鮮語第Ⅳ>で運用能力の向上を目指します。原則的に、2名の教員がそれぞれ週1コマの授業を担当します。
近年は、学科別に開講されており、1クラス10名程度です。

インテンシブコース

週4コマ(1コマは90分間)の授業があります。
レギュラーコースと進度はあまり変わりませんが、倍の授業時間を確保することによりさらなる運用能力の向上を目指します。2 年間の学習で、辞書を用いずに朝鮮半島の新聞を読めるようになることが一つの目標です。原則的に、3名の教員がそれぞれ週2コマないし1コマの授業を担当します。
近年は、法律・政治学科合同で開講されており、1クラス5名程度です。

カリキュラム

Curriculum

カリキュラム図

検定試験について

日本で受験できる主要な朝鮮語能力検定には次の2種があります。

1)ハングル能力検定:
日本独自の検定試験。1級(最上級)、2級、準2級、3級、4級、5級。
2)韓国語能力試験:
大韓民国教育省・国立国際教育院による検定試験。TOPIKⅠ(1~2級:旧初級)・TOPIKⅡ(3~6級:旧中級+上級)の2つから選択。

朝鮮語の特徴

Feature of Korean

朝鮮語は、日本語話者にとって最も学びやすい外国語です。難しそうに見える独特の朝鮮文字(ハングル)も実は非常に合理的にできており、1 ヶ月程度で覚えることができます。
朝鮮語の語順は日本語と同じですし、助詞「てにをは」もあります。かばんはカバン、調味料はチョーミリョーなど発音がそっくりな単語も多く、
2年間の履修で相当な水準に達することができます。とりわけ高校までの国語文法や古文が得意だった学生には非常にとっつきやすい言語だと思われます。
皆さんは英語学習の経験から、短期間で外国語をモノにすることが困難なことを知っているはずです。その意味では朝鮮語はとても有利です。2年間の努力が無駄になることはない、「モノになる」外国語だからです。韓国は隣国ですので、安・近・短の旅行で学習の成果を気軽に試せるのが最大の魅力かもしれません。

留学について

慶應義塾大学の交換留学先としては、韓国のソウル国立大学、高麗大学、延世大学、梨花女子大学が指定されています。
近年、留学希望者は少なく、倍率は1倍未満です。

外国語履修の方法

Way of course

次の7つの外国語の中から2つを選び、必修科目として学びます。
英語、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、朝鮮語

※いずれにも、週2回授業のレギュラーコースと
週4回授業のインテンシブコースがあります。
※2つを超える外国語については、入学後に選択科目として登録します。

各言語と授業を知ろう

Get to know the teaching and each language